皆さん、こんにちは。衆議院議員の浅野さとしです。
今回は「あさのカフェ」のゲストにはまぐち誠参議院議員をお迎えし、トーク対談を行いましたので、その一部をご紹介します。
●浅野
今日は、浜口誠参議院議員にお越しいただき、今国会で議論している高速道路料金に関する法改正の内容と、浜口さんがこれまで考えてきた「高速道路料金の定額制」について、皆さんにお伝えしたいと思います。
●浜口
皆さん、改めましてこんにちは。今日は浅野さんのこのカフェにお招きいただき、ありがとうございます。党内でも連携して取り組んでおり、また茨城に行った際には、日頃から連携を取らせていただいているので、ありがたいです。高速道路料金の定額制について話を聞かせてほしいという依頼を受け、喜んで来ました。
●浅野
本当にありがとうございます。今週の前半にお願いしたばかりなのに、すぐに来ていただき感謝です。
●浜口
現在、国会で審議されている法案は「道路整備特別措置法」の改正案です。複雑な内容ですが、簡単に言うと、高速道路のメンテナンスや維持管理には当然お金がかかるため、その費用を確保するために、高速道路料金の徴収期間を延長するという内容です。
現時点では2065年まで高速道路の料金が徴収される予定で、その後は無料化される予定です。しかし、提案されている法案では、さらに50年延長し、2115年まで料金徴収を続けるという内容になっています。この法案について、我々も賛成か反対か議論しています。
次に、現在の日本の高速道路料金について説明します。今の料金体系は「対距離性料金制」といって、走る距離に応じて料金が上がる仕組みです。例えば、1km走るごとに約25円かかります。長距離になると料金が高くなり、遠出するほど負担が大きくなるという仕組みです。
海外では、フリーウェイと呼ばれる無料の高速道路が多く、日本の高速道路は利用率が低い理由の一つは、この料金が非常に高いことにあります。例えば、欧米の同じ対距離制料金と比べても、日本は2〜3倍高いのです。
一方、スイスなどでは「ビニエット制」という定額制が採用されています。年間で定額を支払えば、何度でも高速道路が利用でき、スイスでは年間40スイスフラン(約6,000円)で1年間走り放題です。
また、欧米と比べて日本の高速道路はインターチェンジの間隔が非常に長く、20km走らないと次のインターチェンジがない場合もあります。これも、日本では料金所で精算するため、出入口の投資が少なく抑えられている結果です。
日本の高速道路料金は高く、使い勝手が悪いという印象を持たれているかもしれませんが、我々は高速道路をより使いやすくし、地方に住む皆さんや全国の国民が便利だと思えるような料金改革を進めたいと考えています。
●浅野
本日はありがとうございました。
↓YouTube動画はこちら
【対談】はまぐち誠議員 高速道路の未来 サブスク化で便利に?
(あさのカフェ)
https://www.youtube.com/watch?v=nQp_iga-j1Y
<関連動画(はまぐち誠 参議院議員 公式Youtubeチャンネル)>
はまぐち誠チャンネル 国民民主党 参議院議員2期目 比例代表
https://www.youtube.com/@user-dn7rl6qq6v