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【対談 後編】玉木雄一郎×浅野さとし 代表質問の裏側 真意をうかがう

2022/10/09

※この記事は対談後編「玉木雄一郎×浅野さとし 代表質問の裏側 真意をうかがう」について解説したものです。前編は以下(たまきチャンネル)からご覧いただけます。

【4周年 対談】
《前編》国民民主党 浅野さとし×玉木雄一郎
代表質問についてホンネを語る
https://www.youtube.com/watch?v=7LCQ9v6qRIs

皆さん、こんにちは。衆議院議員の浅野さとしです。

今回はたまきチャンネルでお届けした玉木雄一郎×浅野さとしの対談の後半部分について、ご紹介させていただきます。

●浅野

今回の代表質問(2022年10月6日:第210回国会)の内容を見ていくと、国民の皆さんから共感をいただけるような多くのポイントがあったと私も思うのですが、いったい玉木代表はどのようにして質問を作っているのでしょうか。舞台裏を知りたいという声が多かったので、その話に移っていきたいと思います。やはり我々国民民主党は、SNS上でも多くの方々からご支援やご意見をいただいています。玉木代表は何を参考にして質問を作成しているのでしょうか。

●玉木

大きく2つあります。まず1つはSNSの声です。これは本当によく見ています。たとえば、所得制限の問題や農業の問題など、いろいろな声をいただいています。もう1つは、参議院選挙の際に行った全国キャラバンです。34都道府県を回っており、タウンミーティングや各地の会場で出された声を踏まえて質問を作成しています。たとえば、103万円や130万円の所得の壁の問題など、どの会場でも指摘されましたので、その声を反映して質問させていただきました。

また、学生の皆さんからの声も全国キャラバンで多くいただきました。今回もその声を総理に直接ぶつけました。どこに行っても学生たちの声は非常に強く、これまでの政党にはなかった対応だと思います。

●浅野

ちなみに、今回の代表質問の原稿は、私も興味があるのですが、代表が一人で書いているのですか。

●玉木

実は私が結構書いていますが、いろんなスタッフも手伝っています。たとえば、私が思いついたことをメモ機能を使って、移動中の車や新幹線の中で書き留めます。それを「Pages」というワードプロセッサで編集し、事務所スタッフと共同で作成しています。リアルタイムで編集できるので、どこにいてもお互いに修正が可能です。DXが進んでいて、今は手書きで原稿を書いている議員はいないでしょうね。

●井山秘書

質問作成においては、代表が聞きたいことが多すぎて、削る作業が重要です。また、質問をするには、その背景やデータをリサーチすることも必要です。

●玉木

また、今回の質問の中で特に力を込めたのは、「人づくりこそ国づくりだ」という点です。私は大分県別府市にある障害者雇用施設「太陽の家」を訪れましたが、そこでは障害者も健常者も同じ給与体系で働いています。このような取り組みがもっと広がってほしいと感じています。

資本主義の仕組みでは、金融資本と人的資本を使って付加価値を生み出しますが、これまでお金の面ばかりが重視されてきました。私は、人へのリターンを強化する新しい資本主義が必要だと思います。

●浅野

本日は代表質問の裏側までお話いただき、ありがとうございました。またリクエストがあれば、ぜひ代表にご登場いただきたいと思います。

↓YouTube動画はこちら 

【対談 後編】玉木雄一郎×浅野さとし
代表質問の裏側 真意をうかがう
https://www.youtube.com/watch?v=sySaFxuuZLw

<関連動画>

【4周年 対談】
《前編》国民民主党 浅野さとし×玉木雄一郎
代表質問についてホンネを語る
https://www.youtube.com/watch?v=7LCQ9v6qRIs

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